古新聞で世界に一つだけのエコバッグ作り!遊びながらリサイクルを学ぼう
「地球となかよしキッズエコ」へようこそ。このサイトでは、子どもたちが遊びを通してエコを楽しく学べるアイデアをご紹介しています。今回は、ご家庭にある古新聞を使って、世界に一つだけのエコバッグを作るアイデアをご紹介いたします。身近な材料で簡単に作れるだけでなく、完成したバッグを使ってお買い物ごっこをすれば、リサイクルの大切さや物の大切さについて、自然と学ぶことができるでしょう。
古新聞エコバッグ作りの楽しさ
古新聞は、読み終わったらすぐに捨ててしまうことも多いですが、実は様々なものに生まれ変われる素晴らしい資源です。このエコバッグ作りは、そんな古新聞の新たな一面を発見する良い機会になります。子どもたちは、自分の手で不要なものが役立つものに変わっていく様子を体験し、創造力を育むことができます。また、作ったバッグはお買い物ごっこに使えるため、作った後の遊びの幅も広がります。
材料
- 古新聞:読み終わった新聞紙や、新聞の折込チラシなど、数枚用意してください。
- ハサミ:子ども用でも大人用でも構いません。
- のりまたはセロハンテープ:接着に使います。
- ひも:持ち手用です。リボンや毛糸、不要になった紙袋の持ち手など、家にあるもので代用できます。なければ新聞紙を細長く丸めてねじったものでも作れます。
- クレヨン、色鉛筆、マーカーなど:完成したバッグの飾り付けに使います。
作り方・遊び方
さあ、世界に一つだけのエコバッグを作ってみましょう。
- 新聞紙を広げて折る
- 用意した新聞紙を一枚広げてください。まず、縦半分に折ります。次に、下から上へ向かって、バッグの底になる部分を約5cm程度折り上げます。
- バッグの形を作る
- 折り上げた部分の両端を、真ん中に向かって折りたたみます。この時、開いている部分が底になります。
- 次に、両端を内側に折り込み、袋状になるように整えます。ここでしっかりと折り目をつけましょう。
- のりやテープで固定する
- 折り込んだ部分や底になる部分を、のりやセロハンテープでしっかりと固定してください。隙間なく丁寧に貼ることで、丈夫なバッグになります。
- 持ち手を取り付ける
- ひもを約30cmくらいの長さに2本切り、バッグの上部の左右にそれぞれセロハンテープで固定します。持ち手がない場合は、新聞紙を細長く丸めてねじり、それを持ち手として利用することもできます。
- 飾り付けをして完成
- クレヨンや色鉛筆、マーカーなどを使って、作ったバッグに好きな絵を描いたり、模様をつけたりして飾り付けをしましょう。世界に一つだけの、オリジナルエコバッグの完成です。
- 完成したバッグを使って、おもちゃの食材を入れたり、スーパーのチラシを切り抜いた商品を並べたりして、お買い物ごっこを楽しんでみてください。
エコの視点から子どもに伝えたいこと
この活動を通して、子どもたちに「なぜ古新聞を使うのがエコに繋がるのか」を伝えてみましょう。
- 物の命を大切にすること
- 「この新聞は、元々は木から作られて、たくさんの人が読んだものなんだよ。捨てちゃうはずだったのに、こんな素敵なバッグに変身したね。物を大切に使うと、ゴミが減って地球が喜ぶんだよ」と伝えてみてください。
- 資源の有効活用
- 「新聞紙をリサイクルして新しいものを作ることで、新しい木を切ったり、工場で電気をたくさん使ったりするのを減らすことができるんだよ。これも地球に優しいことだね」と説明すると、資源の有効活用について理解を深めるきっかけになります。
- 想像力と創造性
- 「古新聞がバッグになったように、身の回りにある色々なものが、工夫次第で新しいものに生まれ変わるんだよ。何ができるか、一緒に考えてみようね」と促し、子どもたちの創造力を刺激しましょう。
この活動で育む知育の要素
このエコバッグ作りは、子どもたちの様々な能力を育むことができます。
- リサイクルと環境意識:不要になったものが新しい価値を持つことを学び、物の大切さや資源の有限性について考えるきっかけになります。
- 手先の器用さ:新聞紙を折ったり、切ったり、貼ったりする作業は、手先の器用さや集中力を高めます。
- 想像力と創造性:どのようにバッグを飾り付けるか、どんなお買い物ごっこをするかなど、自由に発想する力が育まれます。
- コミュニケーション能力:親子で一緒に作業を進める中で、自然と会話が生まれ、協力する喜びを感じることができます。
まとめ
古新聞を使ったエコバッグ作りは、とても簡単で楽しく、エコについて学ぶ良い機会になります。完成したバッグでのお買い物ごっこは、子どもたちの生活の中でのエコへの意識を、より身近なものにしてくれるでしょう。
この活動をきっかけに、他のいらないものから何が作れるか、一緒に考えてみるのも良いですね。例えば、トイレットペーパーの芯や空き箱など、身の回りには再利用できる材料がたくさんあります。子どもたちの「これ、何かに使えるかな?」という気づきを大切にしながら、遊びを通してエコを育んでいきましょう。